●ご利用者・・・S・F様(女性72歳)
●施設ご入所
●名古屋市西区在住
●傷病名・・・頸肩腕症候群 |
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平成26年10月頃、右鎖骨を骨折し、骨折は完治しましたが左肩に痛みが残り、関節の可動域も狭くなってしまったため、施設のスタッフ様を通じてご紹介をいただき、平成27年2月より訪問鍼灸リハビリを週2回のペースで開始しました。
左肩の痛み、関節拘縮があるため、腕は胸のあたりまで上げることができず、服のお着替えも辛そうなご様子だったため、肩の症状緩和を優先し、鍼灸施術、関節の可動域を拡げるストレッチなどを行いました。また、両足にしびれもありましたため、肩の施術と並行して両足のマッサージ、お灸を施し、術後はいつも「楽になりました」と感想をいただき、訪問鍼灸リハビリを開始してから3ヶ月後には、左肩の痛みが軽減し、関節の可動域も30度改善しました。
その後も週2回の訪問鍼灸リハビリを継続していたところ、「左肩が楽になったら、右肩が気になるようになった」と利用者様が話されたため、右肩の施術も加えました。この頃はまだシルバーカーを使用して歩行していたのですが、平成27年8月頃から自立での歩行が可能になり、施術が終わった後、自力歩行で施術者をお見送りできるようになりました。 |
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