●ご利用者・・・A・M様(女性74歳)
●ご主人と二人暮らし
●名古屋瑞穂区
●傷病名・・・脊柱管狭窄症・腰痛症 |
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脊柱管狭窄症による両臀部から下肢にかけての痺れ、腰の痛みや膝の痛みなど様々な痛みの訴えの他に、強い円背姿勢の為に歩行や立位が困難で、転倒も度々あり、平成26年6月、ケアマネジャー様よりご紹介頂き、訪問を開始致しました。
訪問開始当初は、表情も硬く、緊張されているご様子でした。又、寝返りや立上りが痛みの為に上手く行えず、1分以上もかかる事がほとんどでした。
腰部や下肢に対する鍼灸治療やストレッチを中心に痛みを緩和するのと同時に、立上りや寝返りの動作訓練を実施しました。訓練は手足の動かし方から始まり、身体の動かし方を一つ一つ分解してお伝えして行いました。M様も初めは上手く出来ないながらも、一所懸命かつ前向きにリハビリを行って頂きました。
リハビリの効果は徐々に出始め、最初の訪問から2カ月程経った8月頃、床から一人で立上がる事が出来るようになりました。
その後もリハビリは順調に進み、11月頃には寝返りが30秒程で行えるまでになりました。
より一層のリハビリ効果を狙う為、また、お話し好きなM様が外に出てコミュニケーションの機会を増やせるように、翌年2月よりデイサービスのご利用を開始しました。 |
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