●ご利用者・・・H・S様(女性90歳)
●ご長男夫婦ご同居
●名古屋市西区在住
●傷病名・・・胸椎圧迫骨折・坐骨神経痛 |
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平成25年1月に胸椎圧迫骨折を発症し、一時的に寝たきり状態になってしまいました。半年ほどで回復され、デイサービスも再開しますが、腰の痛みが酷くデイサービスを休みがちになり、ベッドからの起き上がりも困難になっている状態でした。
平成26年7月にケアマネジャー様より、元気にデイサービスに通っていただくために、腰の痛みを緩和させて欲しいとご依頼をいただき、訪問はり灸を週1回のペースで開始しました。
当初は痛みが辛そうで口数も少なく、日によって痛みの場所が変わるため、腰部へのはり治療と同時に病院でも治療を行っていました。はり灸の治療直後は、痛みが楽になったと仰っていただきます。しかし、この時点では効果が2日~3日しか持続しませんでした。
継続し、はり灸治療を行っていたところ、2カ月後くらいから「痛みがぼんやりしてきた」「痛みの場所も移動しなくなった」と治療効果も表れ、笑顔で話しかけてくれることも増え、「痛み止めの座薬を使用しなくなったの」と嬉しそうに話されていました。
この頃から、ベッドからの起き上がりもスムーズに行えるようになり活動の幅も広がり、9月より介護保険での訪問リハビリサービスも増え、「久しぶりに外を歩いた」と笑顔でその時の様子をお話しいただきました。 |
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