●ご利用者・・・Y・M様(女性92歳)
●ご主人、長女様と同居
●名古屋市北区在住
●傷病名・・・パーキンソン症候群 |
|
パーキンソン症候群の進行にともない発語など意思表示ができず、寝たきりとなり関節拘縮も進んでしまったY様。
平成23年4月に誤嚥性肺炎で入院し、翌月には退院したものの、関節拘縮はさらに進んでしまい、常時あぐらをかいたような姿勢で寝ていらっしゃいました。
独特の姿勢からの着替えやトイレなど、長女様の介護負担も増え、12年前から利用されているデイサービスは車椅子で座位を保つことも難しくなってしまいましたが、「受け入れてもらえるうちは母を通わせてあげたい。」「家では穏やかに過ごして欲しい。」とのご要望があり、ケアマネジャーを通じて、訪問鍼灸リハビリのご依頼をいただきました。
週1回の訪問がスタート。とても母親想いの長女様は、いつも訪問の際には立ち会っていただき、少しでも疑問があれば熱心に質問をいただきましたので治療師も励みになります。まずは、関節拘縮を改善させるためのマッサージや、ローラー鍼(刺さない鍼)を使用した治療を繰り返しました。 |
|