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「自宅で過ごしたい」
ご利用者の希望を叶えるために |
●ご利用者・・・I・K様(女性64歳)
●ご主人と二人暮らし
●名古屋市南区
●傷病名・・・リウマチ、脊髄損傷 |
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脊髄空洞症、脊髄損傷による両下肢の麻痺、車椅子操作による両上肢、背腰部の痛みがあり、訪問治療をご希望。当時のケアマネジャーを通じて平成23年7月より訪問開始となりました。
ご自宅で車椅子を操作され、洗濯物を干したり、料理をされるなど家事をされていたI様は、理学療法士、作業療法士による介護保険でのリハビリも受けておられ、私どもは、そのサポートとして、痛みや筋疲労の緩和を主な目的とした治療を行い、リハビリの経過も良好で、ご自身で伝い歩きをされたり、痛みを感じる事が減ったり順調に過ごされていました。 |
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そんな中、平成24年11月にご自宅で転倒されてしまい、足の骨を折る怪我を負い入院。
翌年3月に退院となり訪問が再開となりましたが、以前よりも筋力が低下。下肢の筋緊張が強くなり、中々思うように動かすことできず、立ち上がりや移乗などは困難を極め、その為、上肢に頼って動かざるを得ず、肩や手首の強い痛みを訴えておられました。 |
「ご自宅で以前と同じ様に生活を送れるようにするために何が必要か」を考え、より早くリハビリを実施できる状態にするため、下肢の筋緊張、肩や手首の痛みを和らげる「はり・きゅう治療」を施したところ、症状が緩和し、訪問リハビリでもできることが増えてきたとお話されるようになりました。
その後、体調不良による一時入院となるものの、退院後最初の訪問時には「何よりまず先生のマッサージを受けたかった!」と仰っていただきました。
私どもの訪問治療と訪問看護によるリハビリの成果が現れ、平成26年の1月には寝返りがご自身である程度できるようになり、翌2月にはベッドから一人で起き上がれるようになりました。
現在では、定期的に利用されるショートステイ先にて一人でトイレに行けるようになり順調に回復されています。 |
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介護者・ご主人様の声 |
介助で腰が痛くなった時期もあったけど、今は介護が楽になり腰の痛みもなくなりました。これからも皆様のお世話になります。 |
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ケアマネジャーの声 |
痛みのある病気がありますので、マッサージを受けて、痛みが軽くなり、少しでも楽に生活してもらえるといいです。お話し好きな方ですので、マッサージの方とお話しする事をとても楽しみにしていると思います。これからもよろしくお願いします。 |
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森 治療師のコメント |
転倒や体調不良による入院を乗り越えてリハビリに積極的に取り組むI様を支えたい、この一心で治療をさせて頂いております。「自宅でずっと過ごしたい」というI様のご希望を叶える為、過ごしやすくなる為にも、今後も治療を続けて参ります。 |
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