●ご利用者・・・T・S様(男性80歳)
●奥様と二人暮らし
●名古屋市南区
●傷病名・・・脳梗塞後遺症 |
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平成13年に脳梗塞を患い右半身に麻痺が残ってしまったT様。以来、杖歩行レベルを改善させるためにデイケアに通っていましたが、意欲が低下してしまい休みがちになり、ケアマネジャーが提案する介護サービスもなかなか受け入れてはくれません。
ご自宅で過ごされる時間が多くなり奥様への介護負担も重くのしかかります。
平成25年9月に入院したT様、翌月には退院しご自宅に戻られますが、トイレ以外をベッドの上で過ごす生活になってしまったため、ケアマネジャーを通じて訪問治療のご依頼をいただきました。
週4回の訪問治療がスタートし、当初は腰部、右の膝、足関節に痛みがあり、表情は硬くリハビリに対する意欲は消極的でしたが訪問を担当している治療師は回復の可能性が高いと判断し、痛みを緩和させる鍼治療と立つ訓練を行うことから始めました。
鍼治療はこれまでに経験は無かったようですが、痛みが軽減することからすぐに気に入っていただき、ご利用者の表情が少しずつ柔らかくなり、会話中に笑顔も見せてくれるように変化が現れました。 |
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